ヘアカラー


美容室ではもはや当たり前となったヘアカラー。


最近では市販のカラー剤も進化して泡だったり、余ったカラー剤を残しておけるものまで出てます。


よく美容室のカラーと市販のはどう違うの?と聞かれますが、実際はそんなに違わないと思います。



違うのは人からしてもらうか、自分でするか。


たったこれだけ。ですがこれがカラーの仕上がり、ダメージを大きく左右します。




仕上がり

自分で染めた事がある人なら経験があるかもですが、「パッケージと同じ色にならない」とか「ムラができた」とか「思ってた以上に明るくなった」とか、その逆の「思ってた以上に暗くなった」とかですかね。


カラーには補色というものがあります。

例えば、自分の髪が金髪(黄)で、落ち着いた(赤)にしたい。

じゃあ市販で赤色を買って自分で染めよう!

で、結果どうなるか。

(黄)+(赤)=オレンジ という風になります。


(黄)が(赤)と混ざってオレンジ。

ここで邪魔なのは(黄)


その(黄)を打ち消す色が補色になります。

この場合は(紫)


(紫)を(赤)に混ぜることによって希望の色に染まるわけです。


ただ細かい調合や髪質を見極めることが重要。


美容室ではその人によって同じ色でも調合を変えているので「パッケージと同じ色にならない」や「思った以上に明るく(暗く)なった」とかは少ないと思います。

全く一緒まではいかなくとも似たような色になると思います。


例外は、「黒染めした髪を明るく(色を変えたい)したい」とか

「黒髪を市販のシルバーで染めたけどシルバーにならない」とかですね。


どっちもブリーチ(脱色)が必要。

「ムラになった」は、髪が長いほどムラになりやすいので、やはりプロに任せた方が無難です。



ダメージ


これも自分で染めた人は経験したことはあるのではないでしょうか。

カラー剤を塗り終わって、テレビに夢中になったり片づけをして気が付いたら1時間たってた・・・急いで洗ったはいいけど髪がギシギシ、毛先はからみまくり・・・。

とりあえずトリートメントをベタ付け。みたいな。


時間はかなり重要です。

長く置いたからといってよく染まるわけではありません。置き過ぎはただ傷めるだけ。

毎回置き過ぎるととんでもない状態になります。扱いにくくなりますよね。



あと自分でするとほぼ必ず毛先までカラー剤がついてしまうか、面倒だから一気に毛先まで塗っちゃう人もいるかと。


これも繰り返すと扱いにくくなります。


前はできても後ろなんて根元の黒いとこだけ塗るのは無理ですしね。


よほど自分で気に入った色があるなら話は別ですが、今の明るさと色に不満がないなら根元だけ(リタッチ)がおススメ。

ただこれも技術がいるのでプロに任せた方が安心。



自分でしている方もたまには美容室で染めたら違いに気付くかもしれませんね。


















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